男性同士の結婚式
先日、先輩かつ友人に結婚式に呼ばれて先日参加させていただいた。
ある日、その友人からLINEで動画が送られてきた。ゲイカップルが母親にカミングアウトする番組の予告で、彼がでていた。実は…こういうことです。とカミングアウトしてきた。
「えーー!」
とはリアクションしたものの、ある程度予想はついていたのでカミングアウトにはそこまで驚くことはなかった、むしろテレビ出演の方が驚いた。
かなり昔から唐突に「おねぇの友達が欲しい」って思っていたので、なんかちょっと嬉しかった。そして、自らカミングアウトしてくれたってことがそういう関係性だったんだと思えて、心が満たされた。
当日はディズニーシーのマーメードラグーンを彷彿とさせるような演出や飾り付けで比べるものではないけど今までで1番素晴らしかった。
同性同士の結婚式はもちろん初めての参列であったし、今後参加しそうにもない。(心臓が飛び出るほど驚くカミングアウトがあれば別の話だが)
主役が男性と男性なだけで、あとは普通の結婚式だった。気になってた、キスもするし手も繋ぐしファーストバイトもある。もちろん、言っちゃ悪いが茶番とも言える家族への手紙も。
私は式中どんな気持ちになるのかなって式前に思っていたが、なんの気持ちも抱かなかった。
ただこれまた茶番とも言える新郎からの最後の挨拶、「まだまだ未熟な僕らですけど〜」ってやつ。あれは感動したし、社会へのメッセージがあった。
「同性同士の結婚はしたくてもできない人がたくさんいます。その一歩になればと思ってます」
そうですよね、LGBTが広まってきてるからといって結婚式を挙げるとなると色んな人に認められなくてはいけない。
でも、こういうカップルって結婚式を挙げることが1つの婚姻届的な役割にもなるんじゃないかなって思った所存です。
肝心な私は式中にずっと「良かったね、幸せの形はこういうことだな」と俯瞰して幸せを感じてたのですが。
私の幸せはどこにあるのでしょうか、模索中。(一生模索して過ごすのか)
私の好きなバンドについて
大学の途中から、ライブハウスに毎週のように通っていろいろなバンドのライブを見てきた。好きなバンドはたくさんあるが、その中でもキドリキドリ(ここはあえてカタカナ名で)、ジョゼ、andymoriは自分の中でのただ好きなバンドという位置づけだけではなく世界を広げてくれたと大袈裟ながらも言えるバンドだと思っている
今、活動しているのはジョゼだけで他は解散してしまった。ただ、だからと言ってジョゼのライブに今も通っているというわけではなく、キドリキドリを毎日聞いているわけでもない。しかし、andymoriだけは今でも毎日聞いていたいと思うし今も解散していなければ間違いなくライブに通っているだろう。
しかし、好きなバンドが嫌いなバンドになったということではなくて、結局は時間の経過で、バンドも変われば、聞いている人間も成長するから、聞かなくなったバンドがあってもそれは仕方がない話である。
今でも聞き続けているandymoriが解散した今、私はその代替として小山田壮平と長澤知之率いるALというバンドを聞き始めた。小山田壮平の声が「今」聞きたい歌声であったから。
しかし、2枚目のアルバムでようやく気が付くことができたのは、「ALのメンバー全員が作るALという音楽の中で奏でられる音楽」が今一番聞いていたい音楽であるということだった。andymoriの代替ではなく、新しい大好きなバンドの羅列にALをいうバンドが加わった瞬間だった。